Intense Continent

こんばんは!

 

今日もめげずにブログ!

 

書かない時は一生書く気起きないのに書いたら止まんなくなってしまうすね。

 

全部書くまでモヤモヤしてるんでこの機を利用して全部片付けてしまいます!

 

ええ暇です。

 

今回は2nd Demo3曲目、うちのバンド一番の問題作です。

 

 

 

 

Intense Continent

 

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2nd Demo

 

僕らは初ライブの時点で7曲持っていました。

 

それから6,7本ライブをして、満を持して初めて

 

「新曲持ってきました!」

 

つってやったのがこの曲。

 

さすがです笑!

 

アヴァンギャルドが過ぎてます。

 

なんか変なことしたくて仕方なかった、その気持ちは今でも変わりませんが!

 

確かこの時は39degreesが一緒だったかな。

 

リハでやった時点で

 

「なんすか今の曲(笑)」

 

みたいに言ってくれてたのをうっすら覚えています。

 

「良い」や「悪い」もそうなんだけど、「なんだこれー!」って言われたい曲です。

 

 

 

 

前に「僕はどうやらリズムが好きっぺえ」と申し上げましたが、

 

今までそう言えば歌やらコード進行から曲作ってたな、ということに気が付きました。

 

リズムから曲はできないものかと、まず口で何となくリズムを作り、

 

そのリズムが生きるような音を探し、

 

それを基に曲を構成していきました。

 

リズムの元ネタは、これまた前言ったヒップホップが好きだった頃にはもう既に出来上がっていたと思います。

 

いざバンドでやってみよう!となったタイミングで歌やらリフやらを考えました。

 

僕はThe Musicが大好きです。

 

この曲は特に影響を受けています。

 

参考にはしようと思いましたが、コピーみたいのは嫌だったんで、

 

・メロディーをつけない。

・裏打ちを使わない。

 

というルールを自分に設けて作成していきました。

 

ただ、初めて聴いてもらった時に松浦君にはバレていた様で

 

ちょっと悔しいやら恥ずかしいやらでした。

 

ポップパンクのバンドにこんな曲を持っていく僕もどうかと思いますが、

 

これをスタジオに持って行った時に今まで通り普通に作り始めるメンバーもメンバーです。

 

二人の音楽的な懐の深さには何度も助けられています。

 

この曲は僕らの中で一番三人で作り上げた度の高い曲の筈。

 

何分初めての試みが多かったので完成形が想像できず、

 

作る前と後で一番ギャップがあった曲でもあります。

 

あとは、四つ打ちの曲って裏にハイハット入れないとこんなイモっぽくなるんだ…。

 

という発見もありました。

 

蔑視とかそう言った意味ではなく、プレイヤーの肌の色が白になるか黒になるか。

 

そのくらいの変化を感じました。

 

アレンジ中にハイハットは裏か表かで意見が食い違いましたが、

 

確か平間の口添えのおかげで表になったような…気がします、確か。

 

その甲斐もあってか、チャラさは全滅し、イモっぽさはうなぎ上りに、

 

パンクス界隈でもできる四つ打ちの曲になり得たんだろうと思います。

 

元RIPS店長のまさくんにも

 

「裏打ちじゃないとこがいなたくてAudinariesっぽいよねー!」

 

といったニュアンスのことを言ってもらった気がします。

 

わかってもらえてすごく嬉しかった。

 

でも一番好きな曲は"The Saturated City"だと、その時言っていました笑

 

いずれにせよ、この曲はうちのバンドの幅を広げてくれる大切な曲です。

 

 

 

 

この曲間奏が結構長いんですが、曲作りからライブでやり始め、

 

しばらくギターは毎回適当に弾いていました。

 

毎回定めず、即時性とか瞬発力を以て表現したかったので決めない様にしていたのですが、

 

そもそも俺スケールとか知らんし、単音なんか特に病的に下手だし、

 

適当ゆうてもちゃんと形になっているフレーズは弾けず、毎回フワフワしていました。

 

いざレコーディング!となった時に

 

「さすがにいつもの入れるわけにはいかないからちゃんと作ろう。」

 

と二人にバレまして。(作曲者が)

 

レコーディング前に必死でそれっぽいフレーズを考えたのを覚えています。

 

その節は本当にありがとうございました。

 

いざレコーディングでは普段歌を歌っている人間がいきなりラップの真似いきってやりだしたもんだから

 

中々それっぽさが出ず、

 

「ダブリングしてみます?」ってことで二つ声を重ねてみたものの、

 

いかんせん不慣れ且つ未熟なもんで普通にただ二人で歌ってる感じになって

 

「なんかウザいな笑」

 

ってことで皆さんにお届けしたあの形になりました。

 

まあええやないかい!

 

歌はライブでの方がそれっぽさが出てる自信ありますね。

 

 

 

 

この曲は不思議な曲で、そりゃあもう賛否両論です。

 

ポップパンクとかじゃない人達からは「あれが一番いい」と言ってもらえ、

 

パンク好きな人達からは「あれはわからん」と言われます。

 

賛否両論というのは僕の中で作曲におけるかなり高い目標の一つで、

 

聴き手に好きか嫌いか、曲のことを考えざるを得ない強烈な一手を打ち込みたいんです。

 

その点は他の曲より成功しているかなという実感があります。

 

いかんせん他の曲と毛色が違うもんで、

 

訳わかんないことしてる、でもそれが楽しいみたいな認識がありました。

 

「この曲なんてライブで完全に見てる人ポカン顔なんだろうな笑」

 

とか言ってたんですが、やってみると意外にそんなことなかったみたいで、

 

四つ打ちだし、構成もオケやら声のボリュームやらできっちりわかり易く分けられているので

 

ライブでパッと聴いて実は一番分かり易い原始的な曲だった、なんて発見もありました。

 

 

 

 

歌詞は"Intense Continent"というものを表現するための深い意味のない言葉の羅列です。

 

一応センテンスにはなっています。

 

今までみんなが聴いていた音楽とは違う別の大陸の物を、

 

というコンセプトで書いたので、かなり大層なタイトルです。

 

このタイトルに負けないよう気合いを入れてプレイしないといけないので、

 

お手軽さはSlowly Changingとは対極の位置にあります。

 

 

 

 

そしてあのような曲にギター、ベース、ドラムだけで挑んだらどうなるのか、という実験作でもあります。

 

当時頗るアレンジやら表現やらに頭を悩ませていました。

 

表現したい何かを音でどうやるんだと考え始めるきっかけになった曲です。

 

結局、三人でライブで最も楽しめるアレンジが一番!

 

ってところに落ち着いた気もしますが、

 

もし僕にいろんな音を扱うスキルが身に付いたら是非リミックスしてみたいなと思います。

 

音源になっているのはこの曲の最もシンプルなバージョンです。

 

ライブは毎回少しずつ違うので、その違いも楽しんでもらえたら完全に作り手冥利です。

 

3/29もお楽しみにー!