Skip to My Due

こんばんは!

 

ギターのパナです!

 

「ギターの」って書かないと自分がギター担当であることを忘れそうになるので、

 

たまには書いておきます!

 

あとデザイン担当!動画担当!物販担当!スタジオの予約取るの担当!

 

マルチタレントですやん…!

 

いよいよこのブログともまたしばらくお別れしなくちゃいけなくなっちまったな…。

 

(曲のこと以外で書けば全然そんなことないんすけど)

 

今日はBeating EPから私の最後の曲、Skip to My Dueです!

 

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Beating EPが売れなすぎたせいで隠れてしまった名曲です。すまん!

 

"Beating EP"というタイトル、実はいろんな意味がかかってるんです。

 

①まだ我々の心臓動いてんのよ

 

②全曲違うビートで曲作ってみよう

 

③音源のタイトルをA→B→…にしたかったから

 

④私が心臓イラストの物販を作りたかったから

 

などなど、最後完全にエゴソニックが入ってますが、ざっくりこんな感じです。

 

2014年に活動休止をしてしまって、

 

そこから活動再開一発目の音源だったので

 

「あの時はすんませんでした。でもまだ生きてます。」

 

って想いが伝わる音源にしたくて。

 

だからこそ、これまで以上に誰かに聴いて欲しいという思いを込めて作った音源です。

 

 

 

この曲に関連してくるのは主に②なんですが、

 

「違うビートの曲を作るために、これまでやってこなかった雰囲気の曲作ろう」

 

ってことで、シャッフルビートが思い浮かびました。

 

Audinariesはみんなの予想の斜め上をいくことをモットーとしているので、

 

Jetの"Are You Gonna Be My Girl?"のような

 

典型的なロックンロール曲は避けようというルールだけ決めて作っていきました。

 

ロックンロール避ける→シャレたコード、

 

ということで1音目のパワーコードを作ったような…

 

僕はコードよくわからないので、

 

ある程度まとめるために3弦同じところを押さえたりしつつ

 

シャレた音を探し回ってああなりました。

 

曲の入り方は完全にPHOENIXの"Lisztomania"です、完全に。

 

なんですが、曲全体の雰囲気としては

 

Psysalia Psysalis Psycheの"The United States of Psysalia"に一番影響を受けてます。

 

今思えばこの2つの曲をよく結び付けられたなっていう感じです笑

 

変わった曲を作るとよく言ってもらえますが、

 

実は聴いてる音楽に結構分かりやすく影響されてしまうタイプです。

 

だからこそ、自分の中に取り入れる音楽の取捨選択はとても大切にしています。

 

 

 

この曲は元々サビのメロディーがありました。

 

サビメロディー→サビコード進行→Aメロリフ→Aメロメロディー→Bメロ

 

くらいの感じでできていった気がします。

 

サビのコード進行が意外とエモめになったので、

 

歌詞もエモい方が合うかと思って考えていきました。

 

テーマは「失恋、その後」です。

 

高校を卒業してから恋なんてほぼほぼしてこなかったんですが笑、

 

ただちょうどこの曲を作るちょっと前に

 

まあ、なんというか、そういうことがあったので

 

その時のことを思い出しながら歌詞を考えました。

 

僕は一人の時間が長すぎて

 

誰かと一緒に居続けるのがなかなか難しいタチなので、

 

失恋とそんなようなこと合わせて書いてます。

 

2人でいても心はどこか孤独で、

 

それが辛くて相手を信じきれないくらい自分は幼かった

 

といったところでしょうか。

 

 

 

えっ…誰?誰のブログこれ?

 

自分でもキャラから離れすぎて誰のブログかわからなくなってきたので、

 

まだ私が幼かった頃の写真でも上げておきます。

 

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これは大学のサークルのラストライブでマグワンプスをやった時ですね!

 

この顔見て思い出したんですが、

 

僕、不協和音サイコパスなんすよね…。

 

この曲のサビの3行目、"Alone"と"I"と"You"の歌の音なんすけど

 

コードの音から半音高い音程みたいで、

 

ピッチを合わせてもらう時に初めて気付きました。

 

これまでも曲中で不協和音気持ち悪いと言われたこと何度かありましたが、

 

自分としてはその感覚があまりなく

 

なんなら結構そこ攻めたいタイプなので不協和音なところは多いはずです。

 

人生そんな調和された音のまま過ごせることなんてないじゃないですか?

 

そういうことです(どういうこと)

 

 

 

この曲結構いろんな人に良いと言ってもらえるんです!

 

自分的に新境地の曲だったので褒めてもらえて嬉しみ。

 

アルバムの方ではサビに鈴の音を足して冬っぽさを演出したり、

 

間奏のギターを変えたりしてるので、

 

ぜひたくさん聴いてあなたのフェイバリットに加えてもらえたら嬉しいです!

 

Pedals and Wheels

こんばんは、パナソニックです。

 

いやパナソニックではないんですが、松下なんですが。

 

ステイホームいかがお過ごしでしょうか?

 

去年はTVボード組み立てたりしてたんですが、

 

今年は給付金も何もないのでおとなしくしてます。

 

永田町からお金の雨が日本全国に降ってくればいいのに…

 

というわけで本日はBeating EPからPedals and Wheelsの紹介です!

 

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知らんがなという声しか聞こえてきませんが

 

とりあえず話だけでも聞いてくださいよ〜

 

 

 

実家に住んでた頃、夏前の夜になんか急に思い立って

 

ママチャリで国道134号線を駆け抜けたんです。

 

「ちょっとチャリ漕いで海見に行こう」

 

くらいの気持ちで家を飛び出したんですが

 

海岸線の風が気持ち良くて、

 

「おし、このままいけるとこまでいってみよう」

 

みたいな気持ちになってしまったんですよね!

 

江ノ島のあたりから、途中人のいない砂浜で大声で歌ったりしながらも

 

2時間弱チャリ漕いだところで横須賀市という看板を見て

 

焦って引き返しました笑(22キロくらい走ってた)

 

行きはもうアドレナリン出まくりで走ってたんで楽しかったんですが、

 

帰り道のこと考えたら…同じ道で帰ってもつまんないなーと思って

 

鎌倉の方へ寄り道しながら帰りました。

 

鶴岡八幡宮に着いた頃には夜中の2時で、一人で境内を楽しみました。

 

そんな感じで朝までサイクリングをした時のことを書いている曲です。

 

 

 

サイクリングがテーマなもんで、行って帰ってくるみたいな流れにしたかったこともあり

 

当初はAメロ→Bメロ→サビ→Bメロ→Aメロみたいな展開で作ろうと思っていました。

 

多分Audinaries EPの時の私ならそんな展開でゴリ押ししてたと思うんですが

 

試しに作ってみたところ、普通にまず曲としてあんまり良くないなと笑

 

私ももう立派な社会人、大人です。

 

そこでスタートポイントだけAメロとして合わせようとなり、

 

そもそも帰り道違う道で帰ったじゃんという言い訳に背中を押してもらい

 

Aメロ→サビ→Bメロ→サビ→Aメロ

 

というとっても普通な展開に落ち着き、曲の方もだいぶ落ち着きました。

 

大人になっちまったもんだ。

 

 

 

ギターで言うと、

 

Aメロでは1小節早いストロークをして2〜4小節は伸ばしっぱなしにしてます。

 

これはチャリを最初目一杯漕いで

 

その後は漕がず風を切ってるようなイメージを表現してます。

 

間奏ではヴゥンヴゥングリッサンドしているんですが、

 

それも高速でカーブを曲がるようなイメージで、

 

音で夜中チャリを漕いでる様子を表現できるように色々工夫してます。

 

 

 

こだわりポイントはかなり地味なんですが、

 

サビの後半のバッキングでBからEまで半音ずつルート音が落ちてるけど自然なところです!

 

ここは全部パワーコードなんですが、

 

コード進行がかなりトリッキーなので、一度忘れたら二度と思い出せないです笑

 

 

 

2018年にNOT HALF BADとMOONRAKERという

 

アメリカのバンドと対バンした時に両バンドにかなり褒めてもらえて、

 

その時にやってた曲がこの曲ということもあって

 

自分の中では海外バンドとやる時にちょうどいい曲っていうイメージがあります。

 

メロの起伏も少ないし、うちの曲の中で一番洋楽に近いかもしんないすね!

 

機会があったらまたやりたいんだけど、

 

アルバムに入ってる2ビートの新曲が素晴らしいので、なかなかできないかも…

 

センスがありすぎるのも困りものですね!

 

 

What Do You Stand for?

こんばんは!Audinariesのギターのパナです。

 

前回ブログを書いたのが、活動休止前の2014年。

 

実に6年もの沈黙を破り、今再び戻って参りました!

 

正確に言うと、これまではアメブロに書いていたのですが、

 

ブログ書かな過ぎてパスワードはもちろんID(昔のPCアドレス)すらも忘れてもうて

 

舞い戻れなくなってしまったのでこっちに引っ越した、というお話でございます。

 

いやー、ビックリ!全部コピペ!マジ原始時代!オレ北京原人!両足ジャンプで踏切越え!

 

開始数行で以前と全く変わらない私を感じてもらえたのではないでしょうか?

 

マヌケを演じ、みんなに安心感を与える…楽な仕事じゃないよ…!

 

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さて、音源出した後に何も書かなかったにも関わらず

 

いつも通り作った曲の話をしていくわけですが、

 

今回ご紹介する曲はBeating EPの1曲目、

 

What Do You Stand for?です!

 

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Beating EP

 

この曲は活動再開後に作った最初の曲です。

 

再びAudinariesとして活動をしていくと決めた時、

 

今後のバンド活動の指針、自分の意思表示となるような1曲を作りたいと考えていました。

 

まず大前提として、これまでの曲とは絶対に被らないこと、

 

流行などには乗らず、今後もずっとできるような曲にすること

 

念頭に置いて構想を練っていきました。

 

 

 

 

 

そして、私はあることに気付いたのです。

 

「ワシの曲、8ビートのやつなくね…?」と。

 

盲点でした。

 

これまで奇をてらった曲を作り続けるあまり、

 

シンプルな8ビートの曲を自分は一曲も作っていませんでした。

 

ここで大まかな曲調は決まり、

 

8ビートとAメロ→Bメロ→サビの流れ、という

 

これまで逆にやってなかったベタな展開であえて勝負することにしました。

 

だからこそ、というわけではないけど

 

他のことで自分ららしさを出すため、

 

一筋縄ではいかないコード進行や、

 

そのコードだからこそ映えるメロディーを探しながら少しずつ作っていきました。

 

また、バンド活動ができていない時にも

 

様々なイベントに一人で呼んでもらう機会に恵まれました。

 

アコースティックで何度もライブをやらせてもらったのですが、

 

自分らの曲をやろうと思った時に

 

アコギ一本で成り立つ曲が焦るくらいないことに気付き、

 

毎回どの曲をやるか悩んでいました。

 

そんなこともあって、

 

ギターと歌だけでもしっかりと成り立つ曲を作ってみようと思ったことも

 

この曲を作るモチベーションとなりました。

 

 

 

 

 

そしてタイトルである "What Do You Stand for?"という言葉は、

 

Dr. Martensがある年に出したテーマ、キャッチコピーのような言葉で、

 

初めて見た時からすごく心の奥まで刺さる言葉だな、と感じていました。

 

フリーター時代に1足しか持っていなかったDr. Martensでしたが、

 

社会人になり、何足か買えるようになりました。

 

マーチンは今までの自分にとって、ハードルの高い存在でしたが、

 

スタンプカード全部貯めるくらい買ったことで自信が付いたこともあり笑、

 

ずっと頭に残っていたこの言葉をタイトルに歌詞を作ってみようと書き始めました。

 

2014年に活動休止をしてしまった、

 

それでも復活し、改めてまたステージに立つことの意味や、

 

音楽をこれからもずっと続けたい、という意志を

 

"What Do You Stand for?"という言葉に込めて作りました。

 

ただタイトルに付けるだけでなく、

 

歌の中にしっかりこの言葉を入れられたのが個人的な胸アツポイントです。

 

 

 

 

 

そして、この曲は初めて自分がMVを作りました。

 

良い感じのアプリを見つけてしまったので、

 

それをゴリゴリに使ってiphoneを壁に貼り付けて撮影しました。

 

場所は我らがホーム、リンキーディンクスタジオ町田です。

 

リンキーでしか撮ったことのないMVですが笑、

 

町田店は2回目の利用です。おめでとうございます!

 

自分は切り貼りしただけなので、あまり何もしていませんが、

 

今思えばこの白黒ムービー的なアイデア

 

別の曲のビデオで使いたかったな…というのがあります。

 

まあ、これはこれでこの時の全力だったのでいいか!

 

www.youtube.com

 

ちなみにMVこんな感じです。

 

動画もちゃんと作れるようになりたいなー! 

 

 

 

 

 

 

ところで我々Audinariesはブログ書いてない間に

 

活休

2回だけ復活

ドラム/ともひろ脱退

二人でアコースティックでライブ(サスケスタイル)

ドラム/ビートソルジャー加入

Beating EPリリース

企画やって

コンスタントにライブしつつ

平間は結婚し

私も結婚し

私の子供産まれーの

平間の子供も産まれる

 

みたいな感じです。

 

めちゃめちゃブログとして書けそうなネタがあるにも関わらず

 

終始見て見ぬふりを貫き通してきました笑

 

まあ、この辺の話は書くかもしれないし、書かないかもしれない、

 

と言うときは98%書かない。

 

曲のことはまたポンポン書いていきますので、

 

気が向いたら是非見てもらえると嬉しいです。

 

よろしくでーす!

 

 

 

 

The Place

こんばんは!

 

先日の活動休止前最後の企画であの場にいてくれた皆々様、

 

本当にありがとうございました!

 

そのことは詳しくは、この次に書きます。

 

昨日今日と早速エブリデイサンデイ状態を満喫しております。

 

もう飽きた!だって普段と全然変わんないし!

 

磯部磯兵衛物語おもしろいですね。

 

僕もあんな感じです。

 

だが明日は12時間労働!

 

いざ人間へ舞い戻る!

 

そんな今日は僕の紹介できる最後の曲、The Placeです。

 

 

 

 

The Place

 

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The Place

 

まずこの曲も初ライブの時からやっている曲です。

 

その時も最後の曲でして。

 

初ライブの時は3弦切っちゃったんすけど、パンクスピリット全開だった私は

 

「弦6本もあるんだから一本くらいなくてもいけるっしょ!」

 

みたいな感じで弾いたはいいものの、

 

ものの見事に最初から単音だったから、半分くらい音が鳴ってなかったというミスを犯してしまいました。

 

それから苦手意識を持ってしまい、最初のフレーズは何度もぐちゃっとなってしまいました。

 

誰だこんなん考えた奴!

 

 

 

 

Audinariesを始めた辺りは本当にいろんな音楽を聴いていて、

 

何が自分に合っているかもよくわかんないから

 

とにかく全部やってみる!というスタンスで色んな曲を作っていました。

 

だから一つも被らせたくなかったし、

 

気持ち的にはAudinariesっていうアイドルに曲を作っていて、

 

何がしっくりくるか色々と実験してみよう、と目論んでいたんです。

 

そんな曲の中のアイリッシュパンクモードがこのThe Placeです。

 

僕の友達がアイリッシュのバンドをやっていたので色々教えてもらいました。

 

その友達のライブに行った時、アイリッシュ系の日ってもうみんなすげー勢いで飲んだくれてて

 

お客さんいなくたってライブハウス全部使って、すごくいい空間になってたんですよね。

 

おっさんばっかで怖かったけど笑

 

でも、こんな曲やったら知らんおっさん同士肩組んでビール片手に「うおー!」ってなるかな、

 

みんなで歌って楽しい曲になるかな、と。

 

僕の好きなそんな場所を思わせる曲を作ろうと思い、考え始めました。

 

 

 

 

ビート的にはパンクなんですが、バスドラが全部頭だったり

 

ベースもジャズ寄りのロック?みたいな感じだったりと、

 

明らかに三人とも初体験な曲なので、アレンジにはそれぞれ時間がかかっていたように思います。

 

俺、以外笑

 

メロディーとかコード進行とかどうやって作ったか覚えてないなー。

 

何のひねりもなくそれっぽくやってたら自然に出てきたんだろうと。

 

だからすごく流れがナチュラルだな、と今の他の曲などと比べてそう思います。

 

構成も実にシンプルで分かり易いし、アイリッシュってそうですよね。

 

 

 

 

歌詞のテーマは私の大好きな場所についてです。

 

ライブハウスで、僕は酒弱いので飲めませんが、

 

最高に楽しい瞬間は、音と光と酒とアドレナリンにやられて

 

もう今があれば何もいらん!

 

って思う時、ライブハウスが好きな人なら誰しも経験がある筈なんです。

 

そんな場所に自分を置くため、そしてそれをその場所にいるみんなと共有するために

 

当時ライブ経験がほぼなかった僕の考えられる理想の場所について書きました。

 

一曲を通して単純明快な内容で、僕の歌詞の中で一番共感しやすいものだと思います。

 

 

 

 

この曲には色々とエピソードがありまして。

 

なぜ初ライブからやっていたのにレコーディングしなかったか。

 

それは大阪での最後のライブの時に言いましたが、

 

TASTY RECORDSに捧げたかった、というのが一番でした。

 

大阪に初ライブから半年という割と早いタイミングで行かせてもらって、

 

そこでデモをディストロしてもらえるようになってすごく世界が広がったんです。

 

嘘みたいな早さで一部に名前が広まって、

 

TASTYが無かったら会えていなかった人は何人いるのかもう数えられません。

 

だからオムニバスに誘ってもらえた時は本当に嬉しくて嬉しくて!

 

この曲はライブでもいつも最後にやるとっておきだったんで

 

いざという時の為に残しておこうと思ってたんですが、

 

TASTYに感謝を込めて、とっておきを捧げたいと置いておいたんです。

 

でも、持たなかった。バンドが。

 

本当にすみませんでした…。

 

でも録音しました。

 

TASTYのオムニバスに入れずに先に出してしまうのは勝手に申し訳なかったけど、

 

録らないで終わったら何にも残らないし、

 

数年後よく似た曲を誰かが作ったとして、それが広まったとして、

 

そんなことを考えると悔しくて堪らず録ってしまいました。

 

そういった経緯もあり、この曲は一曲という単位で思い入れが強すぎて音源には入れたくない、

 

なんらかの特別な形でみんなに聴いてほしいと思い、MVを作ってもらいました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=H_OqrE8utIg

 

↑これがMVです。背伸びせず、ありのままを撮ってもらいました。

 

ノブ、本当にありがとう!平間から叙々苑おごってもらった?

 

この曲は企画限定で配布しました。

 

そんくらい企画にかけてたんだけどね笑

 

音源として持っている数少ない方々にはとても感謝しています。

 

始めはライブに来てくれる人と自分たちだけの知る人ぞ知る的な曲

 

というポジションにおいていたつもりだったんですが、

 

今やっぱり録って残しておいてよかったな、と思います。

 

ライブ以外でもそうだし、ライブでも今まで以上にこの曲をみんなと共有できた。

 

だから僕はこの曲が好きです。

 

 

 

 

11月の大阪の時や4回目の企画、BROTHERHOODや年末、

 

そしてこの前のWALLも、

 

この曲の時の景色を思い出すことが一番多いです。

 

僕にとって、メンバーにとって、みんなにとって

 

この曲が大切な曲になってくれることがとても幸せです。

 

Audinariesの曲全てに言えるのが、どの曲を好きって言われても本当に嬉しいということです。

 

全部自信を持っていいと思える曲を作っているし、

 

それをいいと言う事があなたにとってマイナスにならない曲を作れているとも思います。

 

そこが前のバンドとの大きな違いです笑

 

Audinariesの曲をより良い曲にしてくれた、

 

僕らにこの曲を胸張ってライブ出来る自信を与えてくれたみんなに心から感謝します。

 

また僕らの"The Place"でみんなに会える日を楽しみにしています。

 

それまでもっと音楽に近づけるように!やったんで!

 

 

 

 

 

 

"The Place"

 

A big disgusting affair I had today

And an anxiety that makes me awake

I’d be better off running to the very place

There’s not a utopia but a real paradise

 

 

With this magic drink sets me free through the night

With good music shines fuckin' bright

How's goin' tonight?


Night is for sleeping as somebody says

But I feel like more gettin' than goin' to bed

People here have fun and live in the present

Maybe all I need is just here I can be

 

I wanna take all the bad things in then

Also wanna take’em like shit from my ass

I’d be better off running to the very place

There’s not a utopia but a real paradise

 

 

With this magic drink sets me free through the night

With good music shines fuckin' bright

How's goin' tonight?

 

Night is for sleeping as somebody says

But I feel like more gettin' than goin' to bed

People here have fun and live in the present

Maybe all I need is just here I can be

 

Night is for goin' ahead from today

 

If I couldn't find tomorrow

It's never gonna be away from here

If I couldn't catch a song

It's never gonna be away from here

 

Night is for sleeping as somebody says

But I feel like more gettin' than goin' to bed

People here have fun and live in the present

Maybe all I need is just here I can be

 

 

 

All Set

こんばんは!

 

いよいよ明日、日付的には本日!

 

初台WALLにて活動休止ライブがあるお!

 

みんな、チケットは予約したかな?

 

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The Maestro Vol.5

 

みんな最後に会いに来てほしいお!

 

自分の人生のピークが明日来る気がしてます。

 

皆さん、明日は僕を新世界の神にしてください。

 

新世界の神、ただいま所持金560円しかありません。

 

明日はちゃんと下ろすんで、なんかあったら言っておくれ!

 

 

 

 

と、いうわけで本日はAudinaries EPの最後の曲、All Setの紹介です。

 

実に最終日前夜にふさわしいタイトル!

 

フライングですが、明日はこれやりません!

 

すまん!

 

All Set

 

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Audinaries EP

 

この曲、実は初ライブの時にやっていました。

 

Audinariesとしてライブをする前からスタジオで何度もやっていたんです。

 

なぜこのタイミングでレコーディングをして入れることになったのか?

 

単純に自分らのスキルに見合ってなかったからだと思います。

 

結構シンプルなポップパンクなんですが、合わせると全然うまくいかないんです。

 

そういえば曲作り中もアレンジですごく試行錯誤したのを今思い出しました。

 

歌とギターはできてるのに、バンドでやるとなるとアレンジが全然浮かばなかったので、

 

二人に丸投げして困らせてしまいました、確か。

 

全然準備完了してねーじゃんって感じだったので、去年までほぼお蔵入りになっていました。

 

 

 

 

この曲も今の形になる前は前のバンドを終わらせた直後くらいからあったものだと思います。

 

僕が好きだった時代のポップパンクには鉄板のコード進行というものがありまして、

 

それこそBlink-182なんてほとんどこの進行なもんで

 

同じ進行過ぎて曲が区別付け辛くて覚えらんないってくらいの鉄板っぷりです。

 

人と同じ曲を嫌う私ですが、同じそのポップパンク進行を使って、

 

このやり方にリスペクトを込めて自分なりの真っ新なポップパンク作ったる!ってことで作り始めました。

 

曲として作り終えたのこそ20歳前後の頃ですが、

 

初めて作った曲を引きずり続けていたような感覚もあるくらい、ルーツ過ぎて少し恥ずかしくなるくらい

 

僕の中の若さ漲る曲です。

 

 

 

 

この曲のイメージは、もう爽やか!夏だけど汗とかキラキラするくらい爽やか!

 

行った事もない西海岸に憧れて、海岸沿いをキャディラックで悪そうな仲間と走っていくような、

 

コテコテの、あの頃の西海岸ライクな曲にしたいと思っていました。

 

僕のストレートはよく曲がります。

 

その上こねくり回したくなる性分なので、十代の僕が作りそうな曲にするため

 

曲がろうとするところを直線に、また逸れそうになったら真っ直ぐに、

 

矯正しながら作っていったんで逆にすごく苦労しました。

 

純粋さと、音楽知らなさがあってこそできた曲だからもう二度とこんな曲は作れないことでしょう。

 

 

 

 

この曲で気に入っているところは

 

1番はAメロ2回Bメロ1回で、2番はAメロ1回Bメロ2回にできたところです。地味!

 

あとは変なコード進行を使わずに曲を作れたところ。これが難しかった!

 

苦労したところはBメロからサビに入る前だったり、サビ前ですね。

 

あとは最後の大サビの遅くなったりまた速くなったりするところ。

 

アレンジで試行錯誤を重ね過ぎたせいか、何やってもしっくりこない気がして疑心暗鬼になってしまいました。

 

ある程度の潔さも大切なものだ、とこの曲に教えられたように思います。

 

 

 

 

歌詞のテーマはずばり「準備完了」

 

さらば少年時代よ、といったところです。

 

前も言いましたが、23で出来るかっこいいポップパンクをするにあたって

 

これが僕の少年時代に作りたかったであろう曲、

 

そして少年時代最後の曲、という気持ちで歌詞を考え始めました。

 

僕は前のバンドからAudinariesを始める前に、それはもうお先真っ暗な暗黒時代がありました。

 

その時の気持ちを思い出しながら書いたため、今でも歌詞を読むと少し胸が詰まります。

 

やらなかった後悔は、やった後悔よりもその人の中に残り続ける

 

その言葉は、音楽以外にも様々な体験で身に染みていました。

 

バンドは焦っても一人じゃどうしようもないから、いつかできる時になったらやんべ、と。

 

大学を卒業するまで結局バンドはできなかった、

 

でもバンドとは別の道で、社会人としてまた歩み始めようとしていた時でした。

 

平間と友廣がやっていたバンドが解散し、まんまとバンドができるようになりました。

 

僕のやっていた仕事は職業柄バンドをできない、まあ単純にやる時間がない、

 

ってことでどちらかを掴み、どちらかを離す選択を強いられることとなりました。

 

高校の時から願っていた夢が、理想が、目の前にあって。

 

やらずに後悔したら死に切れない。

 

僕にとってバンドってそういうもんなんですよ。

 

自分でそう決めたんだったらきっと後悔とか失敗なんてないんだと思います。

 

もしあの時仕事を取っていたら…なんて全く思いません。

 

ただ、やはり勇気のいる決断ではありました。

 

おかげで人生は大きく変わったと思います。

 

でも、今バンドができたからこそ、自分が自分になることができたんだと心から思います。

 

今、隕石が衝突して地球が無くなってしまったとして、

 

それはそれでいい人生だったって思える今と自分がいます。

 

だからあの時、その決断ができたことこそが自分が自分になるための準備完了の合図だったと、

 

そんな内容が歌詞になっています。

 

 

 

 

この曲を初ライブから数回やっていたにも拘らず途中やらなくなったのは

 

単純にスキル不足以外にも、自信がなかったんだと思います。

 

歌がすごく難しいです、この曲。

 

アレンジも固められず、プレイしてて三人共モヤッとしてたと思うんですよね。

 

正直かなり分かり易くて受けると思ってたんですよね、この曲。

 

でも全然だった。

 

それからツアーをさせてもらったり、企画を打ったり、大好きだったバンドと対バンしたり、

 

色々なことを経験させてもらい、ライブやり始めより自信と、良い意味で諦めもついてきました。

 

あの頃やりたかった曲ですが、今やっとその曲ができるくらいにスキルが身に付いてきたんです。

 

だから最後にやりたかった、音源に残しておきたかったので、ボツになりかけを今回収録しました。

 

明日はできませんが、その分12.29の39degrees企画の時に思いを込めてやったので後悔はありません。

 

もちろん、気に入ってたから録ってプレイした曲なので、また機会があったらやりたいな!

 

でも、しばらくお別れだ。

 

バイバイ。

 

また俺が一回り大きくなったら会おう!

 

 

 

The Ray

こんばんは!

 

先ほど休止前最後のスタジオを終えました。エモ下。

 

もう自分らの曲だけど一生やらんかもしれない曲やったり、

 

3人だけでリハ、曲作り、スタジオ行くってことすらもうないかもか。

 

3.29のライブでやる曲も、もう当日まで3人で合わせらんないんだなー。

 

もう後悔することすら許されない状況です。

 

今日練習したところ、要所要所で完全に不安の残る私ですが笑、

 

何卒みんなの力を借りていい一日にしたい所存です。(練習しろ)

 

結末は神のみぞ知る。(練習しろ)

 

みんな来てください!

 

このままだと余ったスペースでローション相撲とかできちゃうぜ!

 

 

 

 

 

というわけで珍しくエモい雰囲気から始まった我がブログ。

 

残すところあと3曲。本番まであと3日。

 

一日一曲ペースでの更新。

 

えっ、ムリムリ!全然ムリ!

 

すみません…できる限り頑張ります…。

 

今日はそこそこ問題作、Audinaries EPThe Rayです。

 

 

 

The Ray

 

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Audinaries EP

 

僕の曲の中では確か一番最後にできたものだと思います。

 

4,5年くらい前から海外のインディーズでアフロビート?トロピカルポップ的な音楽が流行り始めました。

 

僕はそれを聴いた時に「…あ、俺これだわ。」と見事にはまってしまいました。

 

というのも僕はリズムが好きなんですが、このリズムは音数が多いんです。

 

ミニマルじゃなくて、型がそんなに決まってないからリズムを聴くだけでとても楽しい気分になります。

 

簡単に言うとやかましい。

 

かましいからメロディーが霞むくらい前に出てくるんです、リズムが。

 

待ってました!

 

僕が求めてて正体がわからなかったリズム、音楽が正にそれでした。

 

2ビートもやかましいから錯覚してたんですね!

 

僕の持論ですが、リズムは体に作用をもたらす物で

 

メロディーは頭に訴えかけるもんなんじゃないかと思っておりまして。

 

僕はリズムやかましくて、メロディーがふわっとしている音楽を最高に気持ちいいとする人間なんです。

 

わかりやすいのでいうとVampire Weekendですか。

 

本当に自分の好きな音楽を教えてもらいました。

 

これからもそこはさらに掘り下げ続けたいと思っていますが、

 

このトロピカル系音楽ブームはとてもいいヒントになりました。

 

最近ではそんな流行がタイムラグもそこまで無く日本にも伝わってきますし、

 

それを早速取り入れ、聴きなじみのあるものと合わせ

 

普通の日本のロックの中にも当たり前のように使われてきています。

 

ドラムンベースのリズムなんかもそうですね、今ではJ-POPでも耳にします。

 

あれも大好きです!

 

Audinariesとは、人の期待に応えることを二の次に

 

その代わり自分らのやりたい事は何でもやるし、何でもありなところが強みなバンドです。

 

求められていないことはわかっていましたが、やりたいことは我慢しません。

 

今回の音源は曲数も多くするから、「何これ?」が一つくらいあっていいんじゃないかと思い、

 

スタジオへ持っていきました。

 

前にIntense Continentがあったためか、?の一つもなく自然に作り上げていくことができました。

 

 

 

 

コード進行はCメロ以外はずっと一緒で、

 

その中でフレーズやボリュームで展開をつけています。

 

その辺りもIntense Continentととても似ています。

 

気に入っているポイントはCメロ転調するところ、そしてまた戻るところです。

 

この曲もまた他の曲とタイプが違うため、コード進行やメロディーはすごく分かり易くしてあります。

 

コード進行もサビのメロもずっと同じにしたんです、わざと。

 

そこからCメロで一回離れて、止まって考える。

 

進行もちょっと普通じゃなくして、弦も全て使い何かを掴みかける前の浮遊感を出すよう心がけました。

 

そして間奏後、同じことを何度も何度も繰り返してトライし続けてきた結果、

 

ここでついに壁が壊れるのを転調で表現しました。

 

でもそれもずっと続くわけではなく、壁はまた閉じて光は消えていきます。

 

そしてまた転調から戻ると。

 

上がるのはやり易いんですが、下がるのは結構難易度高いんです。

 

ここのメロは我乍らスムーズにはまり、気に入っています。

 

 

 

 

歌詞は、この曲は進行やサビなど繰り返しが多いので、

 

何か反復練習だったり、毎日トライし続けなければ衰える物だったり、

 

先が見えないけれど何かに何度も挑み続けていくこと

 

といった繰り返し壁にぶつかっていく、挑戦し続けていくといったことをテーマにしようと決めました。

 

言いたいことを言うメッセージ的な歌詞ではなく、

 

客観的に「高い壁に向かっていく誰か」の様子を書いたものなので、そこそこ時間がかかりましたが、

 

今まで書いた中で一番気楽で、一番楽しかったのを今でもよく覚えています。

 

壁を毎日叩き続ける。

 

その先に何があるとか、どうすれば先が見えるのかといったことは一切わかりません。

 

同じ方法で毎日コツコツと壁に光を当てていきます。

 

それをひたすら続けて、一回通して聴いただけでも飽きるくらいサビで同じ言葉を繰り返します。

 

繰り返して繰り返して、転調の部分でやっと壁が少し壊れ、壁の向こう側から光が差し込んできます。

 

その光こそが、この曲のタイトルです。

 

それは一瞬で消えて、また壁は元に戻ってしまいます。

 

それでもまたその希望のような光を見るために、光があることを知ってしまったこの人は

 

毎日壁に立ち向かっていきます。

 

そんな姿を書きました。

 

抽象的ですが、皆さんもこんな経験あるのではないでしょうか?

 

 

 

 

実は、僕らは今となってはですが、ほとんどパンクは聴いていません。

 

インディーロックやオルタナ、あとはいけてBillboard TOP40系ですかね。

 

そんなんばっか聴いてるんです。

 

だからこういう曲はむしろ二人もウェルカムだったようで、と勝手に思ってるんですけど、

 

後々はそういうバンドになりたいとも思っていました。

 

その辺り正にMUGWUMPSが理想です。さすがです!

 

26になった今でのやりたいことに最も寄った曲です。

 

使う音の数が少ないため、アレンジが至っていない箇所があるかもしれませんが

 

それでもこの曲を、多分自分らの好きな音楽に近いジャンルの曲を三人でできて本当に良かったと思います。

 

パッと聴き分かり易いけど、実は仕掛け満載のOne Life One Timeと真逆の構想です。

 

普段やるジャンルの方は見た目的に取っつきにくいかもしれませんが、

 

サビのリフレインや、曲の構成、転調、その分聴き易くなっていると思います。

 

今だとこの曲好きって言ってもらえるのが一番嬉しい曲かもしれません。

 

出来ることなら僕自身、この先もずっと付き合っていきたい曲です。

 

 

 

K. Trooper

やはり、週末に飲むビールはそれはもう格別で。

 

平日コツコツ頑張ってきた自分へのご褒美感と、二日間という束の間の休息へのワクワク感。

 

華金はやはりテンション上がりますね!

 

連勤無事に終わってよかったってわけで、始めちゃってます!

 

みんな、乾杯!

 

えっ、今日水曜日?

 

こんばんは、フリーターです!

 

 

 

 

さあ、間が空いていることは忘れたかのように今夜も素面じゃ書けないブログ始めますよー。

 

気付けば企画まであと10日ほど。

 

完全に終わらない気がしてきたこのブログ。

 

そんな今日はサクッといけてしまいそうなチューン、

 

Audinaries EP4曲目K. Trooperのご紹介です。

 

 

 

 

K. Trooper

 

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Audinaries EP

 

この曲は確か2nd Demoのツアーのちょい前くらいに作り始めた曲です。

 

waterweedの大賀さんに

 

「わかりやすい曲も作ってみれば?」

 

というアドバイスを頂いたのがきっかけでした。

 

確かに、パンク周りでやってるにしては直球なパンクっペー曲がないなと。

 

この時ライブを始めてからおよそ1年。遅いよ、気付くの。


ポップポップパンクパンク言ってた私も24になり、大人のカッコよさがわかり始め

 

周りに渋くて格好いいのにカツアゲとかしない怖いおじさんに囲まれるようになって

 

「俺もやったるで!2010年代のパンクロックやったるで!」

 

と何故か関西弁で思い(久し振り)構想を練り始めました。

 

 

 

 

 

3次パンクブームの最中に青春真っ只中だった僕にとってのTHEパンクのイメージは

 

RANCID

 

もうこのバンドに尽きます。

 

RANCIDは声はいかついけど曲の中にうっすら漂うポップ感が好きで、

 

高校からですがよく聴いていました。

 

ただ今回は甘い曲にしたくないというのもあり、

 

中でも勢いとテクニックと硬さのバランスがすごく丁度いい

 

5枚目のRANCIDがこの曲を作る上で欠かせない一枚でした。

 

中でもインスパイアされたのはBlackhawk Downです。

 

その曲のイメージTシャツを買うくらい好きで、堪らん!

 

この曲は歌詞をよく読んでいないのでわかりませんが、

 

飛行機?ヘリ?みたいな音がして、戦争のイメージが頭に残りました。

 

 

 

 

そして曲を作っていくわけです。

 

パンクロックだから~

コードチェンジをあまりしないで~

男臭い感じ出して~

 

など考えながら

 

速め!

硬め!

 

ということ以外はあまり考えずコード進行とメロディーを決め、

 

全体像を膨らませていきました。

 

 

 

 

いざ歌詞を書くとなった時に、歌詞は大抵テーマを掴むまで悩むんですが、

 

パンク→RANCIDBlackhawk Down→戦争

 

戦争!

 

という安易な発想で珍しく一瞬で決まりました。

 

戦争の知識はほぼ皆無なので、どうしたものかと悩んでいましたが

 

「日本で戦争と言ったら神風特攻隊だろ」

 

とまるで何かに耳打ちをされたかのようにはっと気付き、

 

その一員になったような気持ちで書き始めました。

 

K. TrooperKは神風ってことです。

 

ばれないようにそれっぽくタイトルを考えたんですが、

 

いざばらしてしまうとすごくダサいですね笑

 

メンバーも「ま、まじか…困」みたいな感じだったと思います。

 

この曲で一番言いたくないネタでした。

 

ぱっと思い浮かんだ単語や情景、言いそうなセリフをそのまま歌詞にしていった結果、

 

為りきって楽しんでる間にできてしまったというのが実感です。

 

完全なるフィクションの歌詞を作ったのも初めてのことと思います。

 

 

 

 

この曲はパンクっぽい曲にしようという事で、

 

メロディーという甘さはできるだけ控えなくてはなりませんでした。

 

暴力的で何かに飢えている、喉が渇くようなチリチリした感じも出せればいいなと思い、

 

あのような歌い方とメロディーになります。

 

本当はもっと軍歌っぽくしたり

 

昔のコテコテなロックぽくした方が雰囲気は出るのかもしれませんが、

 

それは今の僕にはできません。

 

自分なりに、ポップパンク~ロック~オルタナなどを経由して作ったパンクロックにしたかったんです。

 

歌い方のせいですごくわかりにくいけれど、

 

起伏が少なく、変なスケール?の音を使ったメロディーに仕上がったので

 

こんな曲ですが、トップクラスにメロディーの気に入っている曲です。

 

 

 

 

これ書いてて思い出したんですが、

 

僕がこの曲を初めてスタジオに持って行ってメンバーに聴かせた時、

 

速さを求めていたあまり、

 

思いが先走りすぎてそのスピードにストロークがほぼついていってなかったようで

 

リズムはグチャグチャ、メロディーはフワフワ、声はガサガサ、

 

全然なんのこっちゃわからんくて、なんなら笑いを堪えていたみたいです。

 

神妙な面持ちで聴いてくれていたと認識していただけに、後々その話を聞いてとてもショックでした。

 

あぁ、ただわからなかっただけなんだ、と笑 

 

その後まずはゆっくりやっていこう、

 

アレンジ詰めて徐々にペースを上げていこうという話にまとまり(←ここで気付け)

 

腕をパンパンにしながら「筋トレだ!」とか言いながらアレンジをし、筋トレを重ねていきました。

 

 

 

 

 

 

いざレックでは、ドラムのともちゃんに

 

「速く!それじゃ撃たれる!もっと速く!」などと言って限界まで速く叩いてもらいました。

 

その結果、ナイステイク録り終わり寸前の最後の最後に活動限界を迎えた彼は

 

スティックを飛ばすというアクシデントに見舞われました。

 

おそらく最後の力を振り絞ったテイクだったのか、半分くらい「もう無理!」と悟ったのでしょう、

 

「あー惜しいなー!」とかいう僕を尻目に、

 

「これはこれでいいんじゃない?」

 

という彼に見事論破された私はこれをオーケーテイクとしました。

 

ともちゃん、君、いい先生になれるよ。

 

能々聴いたらなんか最後に撃たれて薬莢が落ちる音っぽいし、

 

力尽きた感も出てますね。人から物になってしまった感じ。

 

今では「これはこれで、その瞬間っぽくていいか!」と感じています。

 

おかげでその時のこと今でもよく覚えてるしね。

 

その時に起こる予想外のハプニングは時に100%を超えることがあるんです。

 

いつかこの事もそうなればいいな、なんて思います。

 

そしてこのEPはテーマが僕の中で「素」とか「丸裸」とか「盛らない」とかなので、

 

歌詞カードには歌詞以上のことは書きませんでしたが

 

ゲストボーカルとしてSHORTAGENaoto Ideue氏が参加してくれました。

 

参加してくれたってゆーか、この音源はスタジオで録ってもらったんですが、

 

ちょうどその時に彼が下の階で働いていたので、引っ張ってシャウトしてもらいました。

 

結果、一番いい声残してまた仕事に戻っていきましたね。

 

その時の背中がハードボイルド過ぎました。

 

ゲストボーカルは初めてで嬉しかったです。すげーレックしてる感増しました!

 

いつもありがとう。

 

 

 

 

この曲はツアー直前に完成したので、

 

「万が一アンコールなんてーもんがあったらこれやろう」

 

なんて話をしてたのですが、

 

まんまとツアーファイナルまで初披露を逃した曲であります。

 

Audinariesの曲にはいろんなタイプがあると思っているんですが、

 

これは最もパンク指数の高い曲です。

 

今更だけど、こういう曲がもっと必要だったのかなぁ、なんて思います。

 

疲れるけどもその分ボルテージが上がる曲です。

 

一曲目にやって、みんなを置いてけぼりにできる曲です。

 

使い道が色々あって好きなんだなー!

 

既にお気付きでしょうが、結局作ってく内に楽しくなっちゃって全然わかりやすい曲じゃなくなってしまいましたが、

 

今の僕が作れる一番イケてるパンクソングです。