One Life One Time

ブログを始め早一週間、早速忘れかけていましたが

 

なんと存在を知らせていないことに昨日気付き、やっと人目に付き始めた曲紹介。

 

いいですね~、実にポンコツです!

 

一週間ばかり空きましたが、昨日からスタートみたいなもんなんで続いてる体でスタートします。

 

 

 

 

いやー、飽きっぽい僕には珍しい!

 

まさかこんなトントンなペースでブログ更新とは!

 

やればできる子なんすかね(26歳/フリーター)

 

ほんと、このペースで就活しろ、せめての方もっとしろって感じです!

 

…。

 

ちょっと辛くなってきたんでこの辺でいいんじゃないでしょうか!

 

こんにちは、チームマツシタの栄光です。(最近ハマった)

 

今日は一番新しい音源、Audinaries EP2曲目、"One Life One Time"の紹介です。

 

あ、One more time, One more chanceだと思っていらっしゃった方はお帰り下さい!

 

 

 

 

One Life One Time

 

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Audinaries EP

 

これは今回の新しい音源を作るということで曲作りをしていた時にできた曲です。

 

違います。

 

実は一昨年の12月からやってたんですが、未完のままライブで数回やっていたので

 

ちゃんとアレンジするまでライブでやんのはやめとこう、となったんです。(当たり前だ)

 

新しい音源を出すと決まった時、これは絶対音源にしたいと思い

 

アレンジを完成させ、Audinaries EPに入れることになりました。

 

 

 

 

この曲にはいくつかギミックがありまして、

 

まずOne Life One Timeの名の通り、メロディーのリフレインがないという事です。

 

イメージ的には四コマ漫画というか映画というか

 

「起・承・転・結(End Roll)」みたいなつもりで作りました。

 

元々Aメロ・Bメロ・サビ・Aメロ・Bメロ…みたいないわゆる普通の曲の構成ではなく、

 

メロやリフなどを全部一回きりでうまく一つの曲に纏め上げる、という曲を作ってみたかったので

 

今回それをポップパンクで出来るだけ分かり易く伝わるように、挑戦してみました。

 

ちゃんと聴いたことないけど、クラシックとかってそういう構成なんじゃなかったっけ?

 

まあそういうことです。

 

 

 

 

僕らの曲は英語なのでただでさえ聴き取りにくいのに、

 

楽器の音もデカくて歌がメインでは聴こえない、加えて滑舌も発音も良くはない。

 

そうなるとJ-POPとかと違って、歌詞というアプローチがないんです。

 

それでもこのポップパンクというジャンルの音楽を通じて曲を伝えたい。

 

後はもう音とかメロディーで曲を表現するしかありません。

 

それを考えた時に、「一回しかないもの…人生かなぁ」と思い付き、

 

テーマと流れが頭の中で固まりました。

 

 

 

 

イントロのリフは、

 

実は昔B級高速メロディックが好きだった時に作ったショートチューンのリフを使いました。

 

気に入ってたけど2ビートを使う曲がないからもうご臨終です…

 

と思ってた時にこのアイデアが近くにあったので、

 

この曲に使うことで新たな命を吹き込むことができました。

 

 

 

 

Aメロは「人生」というテーマに則り、少年時代的なイメージで作りました。

 

少年なんで明るく元気なイメージと、

 

若い頃はそれはもう性急で

 

速けりゃ何でもいい!

3分以上の曲とか無理!

 

みたいな感じだったので、その頃好きだったような雰囲気を出せるようにしました。

 

あと、小さい生物って心拍数速いじゃないですか?

 

その心臓のドクドク感もバスドラの音で想像してもらえたらいいなーなんて後付けで思いました。

 

歌詞もまだ子供の頃でわからなかったこととか、

 

可能性が色々あり過ぎて選べない、わかんないといったようなことですね。

 

その後のブリッジのリフも2ビートに乗せてみたかったリズムだったので結構気に入っています。

 

 

 

 

Bメロは少年から青年になっていく様を、

 

僕は普通の人より少年時代が長かったのでその雰囲気を引きずりつつBメロに入っていますね笑

 

途中で4ビートになる辺りからスケール?調?的な何かが変わり、

 

メロディーにもマイナー感が入ってきてます。

 

この辺で少年時代が終わり、少し大人になり始めている雰囲気が出ててほしいです(願望)

 

Bメロの終わりはまた少し陽が差し始めてブリッジ2へ。

 

歌詞ももう本当にそのままで

 

元気な少年が挫折とか自分の手に負えないことを知り始めて落ち込んでいく様子や、

 

それでも手を掴んでくれる友がいてくれたり、といった内容です。

 

曲とメロと歌詞の明暗度がほぼ完璧に統一されています。

 

その辺は我乍らもう申し分ないです!

 

 

 

 

Cメロは壮年。まだ経験していないので想像です。

 

足取りは今より重くなるんじゃないかと思い、ドラムも更に落としています。

 

そしてここでボーカルがスイッチングするのもポイントで、

 

何となくだけど今より多くの人と、

 

自分のもっと深い部分で誰かと共同作業をする事が増えるんじゃないかと考え、こうなりました。

 

これくらいの歳になるともう格好付けたりとか、こうしなきゃといったことが減っていき

 

自分が自分であるために、といった思考に辿り着くことが予想されているので、

 

歌詞の中身もそうなっています。

 

望んだら、向いてないとか可能性とか考えずに掴みに行けって話、

 

おや、前にも書いたような覚えが…。

 

 

 

 

Dメロは晩年のイメージです。

 

定年で仕事を終えたとして、やりたかったけど我慢してたことができるようになる為

 

ちょっと元気になるんじゃないかと思ってまた速くなってます。

 

暗い人ってのは僕は良くわかりません。

 

この歳まで生きるにはやはり明るい人間じゃないと絶望してしまうと思うので、

 

気付けばまたポップなコード進行に戻っています。

 

でも少年時代の明るさとはちょっと違ってくすみがかった、逆に言えば温かみのある明るい色の雰囲気を

 

単なるメジャースケールじゃない進行で表してるつもりです。

 

歌詞も頭はAメロと同じにしました。

 

これは僕の願いなんですが、

 

色んな場所で色んな人と色んな物を経験して、帰ってきた処は同じような場所で

 

結局自分はこうありたいという思いがそのまま深くなっていた、という人生でありたいなと思ったので

 

そこだけ繰り返しで同じ歌詞にしました。

 

後は老年なんで体力が持たん、歌ってられん!ってことで歌が短めです。

 

 

 

 

最後はエンドロール

 

フランダースの犬でいうネロパトラッシュに召されていくイメージです。

 

いやいや、笑い事じゃなくてすごく分かり易い例えなんで!

 

言いたい事は集約されています。

 

平間が意味を聞いてくれて、その場ではうまく説明できなかったんだけど

 

それでもなんか伝わったっぽくて良かった!

 

今までずっと普通の人間として人生を歩んできて、

 

大学中もまあそんなもんだったかもしれないけれどフリーターになって、

 

自由の自由さに驚き、恐れを感じた事って皆さんはありませんか?

 

日時計に合わせて学校行って、メシ食って、寝て。

 

その時計が無くなった途端、急に何も無くなって何をしたらいいかわからんくなって、混乱して。

 

嫌いだったはずの時計が急に恋しくなったり。

 

今までは何となくそれに従って動いてきたけど、

 

一から考え直して組み合わせていかなきゃいけないんだな、って感じたんです。

 

それでも自分が見たいのは一瞬の光の煌きで、

 

時計の歯車を捨てて、白い紙に少しずつ自分で書き足していこう、という歌詞でした。

 

 

 

 

2ビートの曲は若干期待されてた感もあったんですが、

 

そう思って作ると僕の期待に応えようと意識してる感が絶対に出る、

 

結果スベるというのが通例なので

 

あまり2ビートの曲を作る気なかったんですが、

 

このように構成を分けて元気さを表現する時とか、

 

最後の昇っていく疾走感を出すのにすごく使えるので、スッと入ってくれました。

 

2ビートで展開はある、けど普通じゃない曲としてうまくハマってくれたので良かったです。

 

リズムの展開も2ビートで往って返ってくる、輪廻転生的な感じですね!

 

ナイスギミック!

 

それでも人生は一度きり、ってことでほぼ全てのフレーズが一度しか出てこない曲になりました。

 

今までに無いような曲を作ったつもりではいたのですが、

 

最近の曲はどこを切り取られてもいいように同じものを使わず、全部サビみたいな歌で

 

曲調も一曲中にもコロコロ変わっていく曲が多いので、

 

実はそんなに珍しい作りの曲でもないのかもしれませんね。

 

僕はどちらかというと同じものが曲中のタイミングやちょっとした変化で

 

違うように聴こえたりするといったことに楽しさを感じるので、

 

コロコロ変わっていく曲は敬遠していたので作ったことがなかったんです。

 

実際生み出してみると自分の物なんで可愛く見えるし、

 

これはこれで大変だなぁ、ということがわかりました。

 

けれど改めて、何かを表現するためならすごくいいけど、

 

やたらめったら大した意味もなく展開させりゃ面白いみたいな考え方は好きではないなと感じました。

 

僕は頑固だと、結構色んな人に言われますが自分では

 

「そこまで言わなくても…」くらいに思っています笑

 

それでも自分には「これが好き!」みたいな芯があって、

 

それが流行とはおよそかけ離れた場所にあるっぽいな、と思い知らされました。

 

 

 

 

2ビートで展開も分かり易くある!よっしゃ!やっときたこーゆーの!

 

と思ってくれた方もいるとは思いますが、能々聴くとこのような仕掛け満載の曲でした。

 

テーマ、表現、構成と考えることの多い曲だったので、難産だった分思い入れも強い曲です。

 

あと最後の仕掛けは、歌い方とかリズムをトロピカルな感じにしても曲ができるようになっています。

 

それは今度アコースティックか何かで試せたらいいなーと考えています。

 

2ビートの曲にそういう要素も入れてみるっていう実験も欠かさない、

 

Audinaries EP、売れない曲たくさん入ってます。

 

今からでも遅くない!

 

なんかの拍子に勝手に売れろ!

 

よろしくお願いします!

 

 

Intense Continent

こんばんは!

 

今日もめげずにブログ!

 

書かない時は一生書く気起きないのに書いたら止まんなくなってしまうすね。

 

全部書くまでモヤモヤしてるんでこの機を利用して全部片付けてしまいます!

 

ええ暇です。

 

今回は2nd Demo3曲目、うちのバンド一番の問題作です。

 

 

 

 

Intense Continent

 

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2nd Demo

 

僕らは初ライブの時点で7曲持っていました。

 

それから6,7本ライブをして、満を持して初めて

 

「新曲持ってきました!」

 

つってやったのがこの曲。

 

さすがです笑!

 

アヴァンギャルドが過ぎてます。

 

なんか変なことしたくて仕方なかった、その気持ちは今でも変わりませんが!

 

確かこの時は39degreesが一緒だったかな。

 

リハでやった時点で

 

「なんすか今の曲(笑)」

 

みたいに言ってくれてたのをうっすら覚えています。

 

「良い」や「悪い」もそうなんだけど、「なんだこれー!」って言われたい曲です。

 

 

 

 

前に「僕はどうやらリズムが好きっぺえ」と申し上げましたが、

 

今までそう言えば歌やらコード進行から曲作ってたな、ということに気が付きました。

 

リズムから曲はできないものかと、まず口で何となくリズムを作り、

 

そのリズムが生きるような音を探し、

 

それを基に曲を構成していきました。

 

リズムの元ネタは、これまた前言ったヒップホップが好きだった頃にはもう既に出来上がっていたと思います。

 

いざバンドでやってみよう!となったタイミングで歌やらリフやらを考えました。

 

僕はThe Musicが大好きです。

 

この曲は特に影響を受けています。

 

参考にはしようと思いましたが、コピーみたいのは嫌だったんで、

 

・メロディーをつけない。

・裏打ちを使わない。

 

というルールを自分に設けて作成していきました。

 

ただ、初めて聴いてもらった時に松浦君にはバレていた様で

 

ちょっと悔しいやら恥ずかしいやらでした。

 

ポップパンクのバンドにこんな曲を持っていく僕もどうかと思いますが、

 

これをスタジオに持って行った時に今まで通り普通に作り始めるメンバーもメンバーです。

 

二人の音楽的な懐の深さには何度も助けられています。

 

この曲は僕らの中で一番三人で作り上げた度の高い曲の筈。

 

何分初めての試みが多かったので完成形が想像できず、

 

作る前と後で一番ギャップがあった曲でもあります。

 

あとは、四つ打ちの曲って裏にハイハット入れないとこんなイモっぽくなるんだ…。

 

という発見もありました。

 

蔑視とかそう言った意味ではなく、プレイヤーの肌の色が白になるか黒になるか。

 

そのくらいの変化を感じました。

 

アレンジ中にハイハットは裏か表かで意見が食い違いましたが、

 

確か平間の口添えのおかげで表になったような…気がします、確か。

 

その甲斐もあってか、チャラさは全滅し、イモっぽさはうなぎ上りに、

 

パンクス界隈でもできる四つ打ちの曲になり得たんだろうと思います。

 

元RIPS店長のまさくんにも

 

「裏打ちじゃないとこがいなたくてAudinariesっぽいよねー!」

 

といったニュアンスのことを言ってもらった気がします。

 

わかってもらえてすごく嬉しかった。

 

でも一番好きな曲は"The Saturated City"だと、その時言っていました笑

 

いずれにせよ、この曲はうちのバンドの幅を広げてくれる大切な曲です。

 

 

 

 

この曲間奏が結構長いんですが、曲作りからライブでやり始め、

 

しばらくギターは毎回適当に弾いていました。

 

毎回定めず、即時性とか瞬発力を以て表現したかったので決めない様にしていたのですが、

 

そもそも俺スケールとか知らんし、単音なんか特に病的に下手だし、

 

適当ゆうてもちゃんと形になっているフレーズは弾けず、毎回フワフワしていました。

 

いざレコーディング!となった時に

 

「さすがにいつもの入れるわけにはいかないからちゃんと作ろう。」

 

と二人にバレまして。(作曲者が)

 

レコーディング前に必死でそれっぽいフレーズを考えたのを覚えています。

 

その節は本当にありがとうございました。

 

いざレコーディングでは普段歌を歌っている人間がいきなりラップの真似いきってやりだしたもんだから

 

中々それっぽさが出ず、

 

「ダブリングしてみます?」ってことで二つ声を重ねてみたものの、

 

いかんせん不慣れ且つ未熟なもんで普通にただ二人で歌ってる感じになって

 

「なんかウザいな笑」

 

ってことで皆さんにお届けしたあの形になりました。

 

まあええやないかい!

 

歌はライブでの方がそれっぽさが出てる自信ありますね。

 

 

 

 

この曲は不思議な曲で、そりゃあもう賛否両論です。

 

ポップパンクとかじゃない人達からは「あれが一番いい」と言ってもらえ、

 

パンク好きな人達からは「あれはわからん」と言われます。

 

賛否両論というのは僕の中で作曲におけるかなり高い目標の一つで、

 

聴き手に好きか嫌いか、曲のことを考えざるを得ない強烈な一手を打ち込みたいんです。

 

その点は他の曲より成功しているかなという実感があります。

 

いかんせん他の曲と毛色が違うもんで、

 

訳わかんないことしてる、でもそれが楽しいみたいな認識がありました。

 

「この曲なんてライブで完全に見てる人ポカン顔なんだろうな笑」

 

とか言ってたんですが、やってみると意外にそんなことなかったみたいで、

 

四つ打ちだし、構成もオケやら声のボリュームやらできっちりわかり易く分けられているので

 

ライブでパッと聴いて実は一番分かり易い原始的な曲だった、なんて発見もありました。

 

 

 

 

歌詞は"Intense Continent"というものを表現するための深い意味のない言葉の羅列です。

 

一応センテンスにはなっています。

 

今までみんなが聴いていた音楽とは違う別の大陸の物を、

 

というコンセプトで書いたので、かなり大層なタイトルです。

 

このタイトルに負けないよう気合いを入れてプレイしないといけないので、

 

お手軽さはSlowly Changingとは対極の位置にあります。

 

 

 

 

そしてあのような曲にギター、ベース、ドラムだけで挑んだらどうなるのか、という実験作でもあります。

 

当時頗るアレンジやら表現やらに頭を悩ませていました。

 

表現したい何かを音でどうやるんだと考え始めるきっかけになった曲です。

 

結局、三人でライブで最も楽しめるアレンジが一番!

 

ってところに落ち着いた気もしますが、

 

もし僕にいろんな音を扱うスキルが身に付いたら是非リミックスしてみたいなと思います。

 

音源になっているのはこの曲の最もシンプルなバージョンです。

 

ライブは毎回少しずつ違うので、その違いも楽しんでもらえたら完全に作り手冥利です。

 

3/29もお楽しみにー!

Slowly Changing

いいですねー、非常にいいペースです。

 

本当に市来さん、結婚おめでとう!

 

彼とは長い付き合いで、一時はバンドメンバー!

 

見ないだろうから言うけど私市来さんのこと実は大好きなんで、本当に嬉しいです。

 

もちろん性的な意味はありますん。

 

今自分が就職できるよりずっと嬉しい

 

やー、めでたい!

 

「おめでとう」と「はうめにもう」で踏んでる感出る

 

どうも、パナマです!

 

 

 

 

さ、それでは続きですが…(事務感)

 

次は2nd DemoSlowly Changingという曲です。

 

 

 

 

Slowly Changing

 

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2nd Demo

この曲、実は今Audinariesでやってる曲の中で僕が作った最古の曲です。

 

前のバンドの時から出来てたんだけど、

 

メロコアやる!って感じだったから手元に残しておきました。

 

それからまさか3年も暖めておく羽目になるとは思いませんでしたが笑、

 

次バンドやんだったらこれ系の曲を主軸にしようと考えていました。

 

Audinariesという名前を付ける前に初めて3人でスタジオに入った時、

 

その頃はまだ俺も平間もギター持って入ってたんすけど、

 

このバンドで初めてオリジナルの曲を作り始めたのもこの曲です。

 

そういった経緯もあって地味に思い入れの強い曲であります。

 

僕の考えるTHEやりたい感じのポップパンクなんで

 

わかりやすいと思ってこの曲から始めたんですが、

 

思ったより二人とも構成やらコード進行やらに困惑していたのを覚えています笑

 

僕の投げる直球はどうやらあらぬ方向へ曲がる回転がかかっていたみたいです。

 

当時の仮タイトルは「マグワンっぺーやつ」。

 

 

 

 

 

 

リフ、構成、メロディー、どれもひねりなく何も考えずただただスコーン!と出てきたので、

 

このままだと難なくできてしまうから歌詞くらい考えようと思って。

 

結果、苦戦しました。

 

前から書きたいと思っていたテーマがあってそれについて作ろうと、

 

前から結論が出ないなら出ないままで終わらせてしまう歌詞を作ってみたいと思ってたので

 

それを作ろうと思い立ったんです。

 

テーマはずばり、「時の流れ」です。

 

昔住んでた場所にまた行ってみたら何もかも変わってたり、

 

あの頃楽しくて毎日やってたことだったり、

 

それを今はやらないどころか忘れかけている自分がいたり、

 

そういう急激ではないまでもゆっくり何かに流されていってしまってる感覚を書きました。

 

ずっと続くものなんてないし、

 

続けることはできるけど、何もかも全く同じではないと。

 

厳密に言うと今の僕は1秒2秒前の僕とは違うんです。

 

腹の減り具合とか、残された時間とか。

 

この流れを止めるのは死なのかなーとか考えるけど、

 

結局答えはわかりません。自分の中ですら出せません。

 

流されるままに、望むことはまた掴めるように、

 

慣れて強くなっていくしかないのかなぁとぼんやり思います。

 

 

 

 

この曲は二十歳超えてもできるポップパンクを目指して作りました。

 

かっこいいポップパンクやりたいんじゃ!ってやつですね。

 

いかんせん何も考えず出来たもんで、作り方とかももう覚えてません。

 

一期一会的な曲で、当然気に入ってます!

 

ただ、ポップな曲調の割に歌詞がエモくてちょっと曲からは想像しにくいかなー。

 

その辺はバランスがちょっと悪いかもしれません。

 

やりたがり感が出てる曲だと思います。

 

あとすごく歌いやすいです。寝起きでもいけます。やったことないけど。

 

気軽さはうちの曲の中でもピカイチ!

 

意外と大阪方面でも気に入ってくれてる方がいて、僕はすごく嬉しいです。

 

 

 

My Name

バッシバシ更新します。

 

バンドのブログで既に続かないという事実は受け入れております。

 

スタートダッシュ100%でお届けするAudinariesの曲エピソードシリーズ!

 

次は1st Demoの2曲目、My Nameです。

 

 

 

 

My Name

 

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1st Demo

この曲は前回紹介したThe End of Introductionの弟分の曲です。

 

以前ちょっとやっていたメロコアのバンドでは飽きるほど2ビートの曲をやっていました。

 

ハイスタ、ハワイアン、ロコフランク、ダストボックス、グッフォー等々…

 

そんな感じの曲ばかり演奏し、聴き、なかなかうんざりしていました。

 

今聴くと嫌いじゃないです。好きでもないすけど。

 

やはりルーツは洋楽のポップパンクのようです。

 

そんな時に聴いたTNXがかっこ良すぎて、自分の中でハマりすぎて

 

「こういう2ビートの曲作ろう!」

 

って思ったのが始まりだと思います。

 

二十歳位の時です。

 

 

 

 

それからは

 

「何聴いてこんなん作ってたんや。」

 

と、何故か関西弁で思った私は、

 

Satanic Surfersとか

Good Riddanceとか

Authority Zeroやら

Belvedereやら聴くようになるわけですねー。

 

もっとB級的なのも聴いてたりして、

 

スカスカな感じ、ポップパンクから漂うポンコツ感というか

 

そういうのも込みで好きになって、ライブとかちょくちょく行ってました。

 

この手の曲で思ったのは、

 

やっぱあんまメロディーが、メロコアとかに比べて起伏が少ないってことです。

 

メロディーってのは僕が思うに甘みみたいなもので、

 

ロディックロディックし過ぎてると甘すぎて、生クリーム食った後みたいに胸焼けします。

 

僕はビターのチョコが好きなので、それくらいの甘さのメロディーを作ろうと思いました。

 

日本では当時僕はあんまり知らなかったし、

 

そうやって自分の理想を求めれば自然と個性も出るんじゃないかとも考えてそうしました。

 

歌はアイデアはあったもののコロコロ変わって中々固まんなかったんですが、

 

Audinaries組んだらすぐにメロディーは決まりまして。

 

構成は普通ですが、Aメロ、Bメロ、サビとつなぎの部分でできるだけブレイク入れないとか、

 

わかりやすくリズムチェンジしないで流れるよう移っていくようにするとか、

 

盛り上げるサビでギターのストローク減らしてオケのボリューム下げるとか、

 

前のバンドでずっと腑に落ちなかったメロコアの法則みたいなものを

 

できるだけ避けて作りました。

 

作りたいようにできたんで、この曲もなかなか満足しています。

 

足りないとしたら僕のアレンジの引き出しですな!

 

 

 

 

歌詞は1曲目とほぼ同じ内容です。

 

The End of Introduction=はじめまして。

My Name=私はパナです。

 

みたいな感じです。

 

事実は置いといて、

 

自分のなりたい自分を自分の名前として歌っています。

 

しかし当時からやはり我が道を行く感が隠しきれていないようです。

 

たとえ道が開けていても、どうやら一歩一歩踏みしめて歩みたいそうで。

 

わからないこと、知らないこと、楽しみでオラわくわくすっぞ!的な。


「まあ、頑張んな!」って感じです笑

 

ジャンプの主人公みたいな少年らしさ溢れてて

 

瞳がキラキラしすぎてて、今見ると眩しくて目が痛いやつです。

 

 

 

 

この曲もそうなんですが、ずっと作りたいと思っていた曲をある程度

 

満足していいレベルではないですが、

 

やりたかった2ビートの曲を作ってしまったこともあってか、

 

これ以降2ビートの曲作る気が起きなくなってしまいました。

 

2つ並べて聴くと今でも「悪くないなー!」と思います。

 

これを録ったのは東日本大震災の二日後。

 

停電に怯えながら、

 

「日本中こんな大変な中、電気使ってすんません…」

 

と思いながら八王子でレコーディングしたのを覚えています。

 

そんな思いも通じてかバッキングは30分で全部終わったんです、確か。

 

そう、僕の頭に障害があるんじゃないか疑惑あるほど下手なギターは

 

レコーディングの時だけ調子いいんす。

 

この機会にそれはもう本当に多くの方に知って欲しかった笑!

 

普段から落ち着け、と。誰か落ち着かせて下さい。

 

 

 

 

2ビートは正直ずっとだと疲れるけど、

 

色んなタイプの曲と合わせてやるととてもいいフックになると思うんです。

 

曲は曲で、特に歌詞は自分というものを言葉で伝えるならこうありたい、

 

という思いを込めた曲でした。

 

 

 

The End of Introduction

こんばんは!

 

魔法のiらんどがあーだこーだすったもんだとの噂を嗅ぎ付け、

 

勝手に思い付きでこちらにこんなものを組み立て始めました。

 

ブログ!

 

今更感もありますが、実は割と性に合ってると思わしきブログ。

 

ツイッターもいいすね!何でもいいんす。

 

発信できることは楽しい!

 

あとは見てくれる人に見てもらえれば。

 

私はAudinariesという町田で活動しているポップパンクのバンドのGt/Voです。

 

まつした こうた a.k.a. パナです。シクヨロでーす★

 

 

 

 

これからとりあえず、バンドやってると言っといてあれですが、

 

余命一か月の我がバンドの曲の紹介をしたいと思います!

 

本当は曲の背景とかは作った側が聞かれてもないのにベラベラ言うことでもないとは思うんです。

 

違う風に捉えてもらってたり。

 

その方がしっくりくる人もいたり。

 

そんくらいでいいとも思うんす。

 

その誤解が逆に作った側の僕からしたら面白かったり。

 

「あ、これこうするとそういう感じに伝わるんだ。じゃあ次はこうしよう。」

 

とかわかるかもしんないし!

 

まあ残念なことにそこまで話をする人とまだ会ったことないんすけど笑

 

でももう私達には時間もないので、勝手にベラベラ喋っちゃうことにしました!

 

最後に普段あんなでもバンドマンっぽいところも知ってほしくてね!

 

曲はそんな悪くないと思ってるんで、

 

みんなの少しでも深い部分に残るようになるためのきっかけになれば幸いです。

 

思ってたこと、感じたことを書くので消えられたらたまらんぜ!

 

赤裸々な曲紹介をできる限り僕が作った曲全曲やっていきまーす。

 

それではまず1曲目から!

 

The End of Introduction

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1st Demo

これはまずバンドをやり始めた時に出した1st Demoの1曲目。

 

この曲は我乍らイケてるのでもうこれ系は作れません。

 

しかし作ったのがもう3年位前なんであんま覚えてません。

 

おしまい。

 

 

 

 

で終わりたいのが普段の私ですが、そこをグッと堪えて!

 

23でまた新しいバンドを始めると。

 

僕は僕の周りの人に比べてバンドでの経験がかなり少ない人間だったんですが、

 

また新しいバンドをやるってのは歳的にギリギリのラインだと思っていました。

 

それでも、二十歳過ぎくらいの一番バンドをやりたい時にできなかった、

 

でもやっとバンドを始められるかもしれない環境ができた、ということで。

 

バンドやりたさしかなかったなー!

 

ダラダラと経験を積めるほど時間のある歳でもないと。

 

かと言って前のバンドの続きから進められるほど何か持ってるわけではないと。

 

スタートなんだけど、周りで頑張ってるみんなの所へ届くくらいのスタートラインからやらなあかん!

 

みたいな気持ちがこの曲のイメージを作りました。

 

 

 

 

バンドができなかった時、それはもう途方に暮れていて、

 

それまでは洋楽のポップパンクしか聴いてなかったんですが、

 

「今まで僕が好きだった音楽は果たして音楽だったのか、それともポップパンクだったのか」

 

という疑問にぶち当たりました。

 

まあ暇だったんですねー!

 

その時に今まで聴かなかったような様々な音楽を聴いて、

 

「ダメならもう音楽を続けることは諦めよう」くらい背負い込んで、

 

先輩から教えてもらったり、TSUTAYAで散々CDを借りまくっていました。

 

パンクだけ聴いてパンクだけの世界で生きられる最高のパンクソングを作りたいと思っていた僕は、

 

その時に聴いた様々な音楽に殺されたように思います。

 

聴けば聴くほど、イメージとか頭の中が自由になっていく気がしました。

 

その時に感じた、

 

「俺、どうやらメロディーよりリズムとかの方が好きっぺえ…」

 

という思いがこの曲の歌の部分を作ってくれました。

 

 

 

 

ヒップホップが好きな時がありまして。

 

歌にメロディーをつけないと決めた僕は

 

「したらトラック的な感じでいかなあかん。」

 

と、なぜか関西弁で思ったわけです。

 

んで、まあぁーーーー!って感じでリフ出来上がり、

 

サビでメロディーいれてあの頃のNellyみたいに取っつきやすくしました。

 

ドラムは頭打ちみたいな感じで、と拍の世界半分をカバーできるほどワールドワイドな注文をしたところ、

 

うちのともちゃん

 

「俺頭打ちってダサくて好きじゃないんだ。」

 

という曲のイメージへの理解を示すポーズを1mmも見せることなくあのフレーズを持ってきてくれました。

 

今思えば頭打ちだったらと思うとゾッとしますね!

 

ともちゃん、ナイス判断!

 

 

 

 

サビでボーカルを入れ替えるというのも元からあった発想で、

 

Verseでラップしてる人がChorusでいきなり歌いだしたら絶対ダメなやつだよなー

 

ってわけで、自然にあのようになりました。

 

僕がメロディックじゃない感じで歌う、平間がメロディー歌うみたいな雛型がここで出来上がったような気もします。

 

なんとなく思い付きでやってたけど意外と最初からハマってて、

 

無意識で天然な分、今でもうまくできた、且つもうこんな曲できねーと思うわけです。

 

 

 

 

歌詞はここにくるまでの今までの人生がイントロ、

 

これから始まるバンドが本番、といった感じです。

 

そんな訳で「始まりの終わり」="The End of Introduction"です。

 

僕が歌っている部分は

 

1番は今の自分から昔の自分へ、

 

2番は今の自分から未来の自分へ

 

という気持ちで考えました。

 

未来の自分は当然わからないので、誰みたいになりたいかを考え書きました。

 

僕にとってその誰とはCOUNTRY YARDの松浦君です。

 

バンドができない僕にいつも希望を見せ続けてくれた松浦君への思いを綴りました。

 

これは本当に言いたくなかったやつ笑!

 

夜なんで更々書いてますが、それでも恥ずかしいすな!

 

僕が音楽とバンドへの期待を支えに生きてこれた、僕の命の恩人の一人,

 

これは大袈裟な話じゃなくて本当にそうなんす。

 

この曲の歌詞はこんな感じの、実はかなりパーソナルな曲でした。

 

 

 

 

あと大前提として、この曲は次に紹介する2曲目のMy Nameとセットなんです。

 

簡単にまとめると

 

・メロディーのある2ビートと対になる

BPMは同じで2ビート使わん

・メロディーなくてオケはトラックっぽくする

・でもキーも同じで並べてうまく映えるようになんとかする

 

を曲にしたのがこれです。

 

はい、出来上がり!

 

 

 

 

あと忘れてることもあるかもしんないけど、それは追々書き足したりするかもしれません。

 

大体こんな感じ!

 

まさか1曲目からこんな長くなると思わんかった…。

 

昔の曲でこんなんだから最近の覚えてる曲とかもう先が思いやられるぜ!

 

でも詰まってるでしょ?色んな思いが。

 

これを知られずにただ活動を終えるのは惜しくて。

 

他のバンドのみんなもこんくらい考えて作ってると思うんで、

 

好きな曲のエピソードはぜひ聞いてみたいすな!

 

とりあえずThe End of Introductionはこんな感じ。

 

これを読んだ上でまた聴いてもらえると嬉しいです。

 

聴こえ方変わるかも、もっと面白くなるかも!

 

この曲だけじゃなくて他の誰かの曲も、

 

好きな曲は聴いて、そして感じてみて下さい。

 

是非!